2010年11月20日土曜日
コンデンサの4素子モデル
コンデンサのモデルの主流は3種類です。
3素子モデル
5素子モデル
ラダーモデル
です。
電源回路、インバータ回路で使用する等価回路モデルは3素子モデルで十分
です。高速信号の場合、ラダーモデルを採用します。今日、技術文献をみて
いたら、4素子等価回路を発見しました。珍しいので、掲載しておきます。
パワー・ポイントデータはこちらからダウンロードできます。
リサージュ曲線のシミュレーション(SOA)
PSpiceによる誘導負荷スイッチングシミュレーションです。回路図、解析結果、
オペレーションは上記の通りです。誘導負荷のシミュレーションで最終的には、
SOAの表示をさせます。
最初に過渡解析を行い、リサージュ曲線表示のためX軸に対して、軸変換を行い
ます。軸変換の方法は、動画をご参照下さい。
回路図の通り、スナバ回路は含まれておりません。
これから、スナバ回路を組み込み、SOAについての改善を行っていきます。
採用したかったBJTデバイスは、2SC4051でしたが、スパイスモデルがなかった
ので、2SC4054のスパイスモデルを使います。
2SC4051: 3A NPN
2SC4054: 5A NPN
の差異があります。
シミュレーションの事例は、2SC4054です。
ようやく、正しいシミュレーションが出来ました。失敗作は失敗作で経験知として、
掲載しておきます。
リサージュ曲線のシミュレーション開始
先ずは回路図を作成する。スパイスモデルは、BJTの2SC4051でシミュレーション
したかったが、スパイスモデルがないため、2SC4054のスパイスモデルをスパイス・
パークより入手して行った。
波形の確認をしているが、理論値(計算値)よりも大分、低い値のいシミュレーション
結果であり、明らかに間違っている。
リサージュ曲線をとりあえず、間違っているが、描いてみる。
次のステップ:リサージュ曲線
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