熱電対の微小信号をブリッジ回路経由で作動オペアンプで検出し、
必要な信号まで増幅します。ゼロ点調整も行います。
この回路設計に必要なスキルは、
①差動アンプ回路
②ゼロ点調整回路
上記の2点です。
使用を満たすデバイスの最適な選定も必要になります。
このような回路の場合、SPICEシミュレーションで検証するスキルも
必要になります。オペアンプのSPICEモデルは入手性も良くなってき
ています。
上記の事例は、熱電対のブリッジ回路ですが、圧力センサー、歪みセンサー
にも有効です。
また、ブリッジ回路をセンサーに置き換えると、微小信号の増幅という
観点で見ると、応用適応範囲が広がります。
センシング回路として、多くの分野で活用できます。
堀米 毅